SDGs#9 産業と技術革新の基盤をつくろう…、ってどうやって?

 

 

ごきげんよう。

オフィスミコト、トリリンガル研修講師張陽子です。

 

 

 

SDGs9番

産業と技術革新の基盤をつくろう

 

都会の街並みを観るといつも思います。

「第二次界大戦後 焼け野原となった東京が数十年で高層ビルが軒並みに建ち並ぶようになるなんて…。どれほどの血と汗と涙が流れたのでしょう……」って。

 

そうです!このビル群は「団塊世代」と言われていた方々の血と汗と涙の結晶といっても過言ではありません。

東京タワー、スカイツリー、六本木ヒルズ、高層ホテル…から見渡す東京の景色は本当に美しくウットリとします。

 

 

 

 

インフラを整える→失業者の仕事斡旋にも繋がる→住みやすい街になる…

という良い連鎖もできます。

 

しかし以前、日本では工場から流れ出た排気ガス、排水から

四日市喘息

水俣病

イタイイタイ病

などの恐ろしい災害が起こりました。

 

急速に増えた中国本土の工場からの排気ガスも様々な問題を起こしています。

何かをよくすることにより問題が起こってしまうものです。

 

既に問題発生の例があるのだから今後開発されるであろう国々は公害対策も考慮しながら推し進めて欲しいものです。

 

 

【 問題・課題 】

世界的に広まったコロナにより多くの産業がストップしてしまいました。

新しく建設されるはずだった様々な商業施設も工事が中止になりました。

2030年に達成すべき目標も遠のいてしまいました。

 

そして各国のロックダウンの影響により世界の製造業生産の伸びは大幅に鈍化しました。

先進国と呼ばれる国に住んでいる人は携帯電話を当たり前に使いますが、後進国ではごく一部の人(政府関係者・その地の富豪)しか使えません。

 

 

 

【 ターゲット 】

9.1) 全ての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。

9.2) 包摂的かつ持続可能な産業化を促進し、2030年までに各国の状況に応じて雇用及びGDPに占める産業セクターの割合を大幅に増加させる。後発開発途上国については同割合を倍増させる。

9.3) 特に開発途上国における小規模の製造業その他の企業の、安価な資金貸付などの金融サービスやバリューチェーン及び市場への統合へのアクセスを拡大する。

9.4) 2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。全ての国々は各国の能力に応じた取組を行う。

9.5) 2030年までにイノベーションを促進させることや100万人当たりの研究開発従事者数を大幅に増加させ、また官民研究開発の支出を拡大させるなど、開発途上国をはじめとする全ての国々の産業セクターにおける科学研究を促進し、技術能力を向上させる。

9.a) アフリカ諸国、後発開発途上国、内陸開発途上国及び小島嶼開発途上国への金融・テクノロジー・技術の支援強化を通じて、開発途上国における持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラ開発を促進する。

9.b) 産業の多様化や商品への付加価値創造などに資する政策環境の確保などを通じて、開発途上国の国内における技術開発、研究及びイノベーションを支援する。

9.c) 後発開発途上国において情報通信技術へのアクセスを大幅に向上させ、2020年までに普遍的かつ安価なインターネットアクセスを提供できるよう図る。

 

まずは…

知ることから始めよう!

 

 

国政連合SDGs について

https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

国際連合英語サイト

https://www.undp.org/content/undp/en/home/sustainable-development-goals.html