中華系お客様に注意しなくてはならないこと

 

 

您好!(にんはお)

 

外国人社員の接客研修や、

日本人向けインバウンド接客研修の専門家

Office MICOTO 雅采の張陽子です

 

 

さて、、、暑くなってまいりましたね。

(本日2019年7月27日)

 

 

暑い日は温度が低めのシャワーを浴びたり

身体を冷やすようにしておりますが

 

 

台湾に住んでいた頃は……

 

 

とにかく身体を冷やしてはいけない!

 

 

と言われておりました

どんなに暑くとも冷たい飲み物を

体内に入れるのは良く無いと、

 

 

お水は常温で飲むことを勧められます

 

 

 

真夏に冷たい麦茶を姑に差し出し

「私を虐めるの?」

と思われたこともございました。

(気を利かせたつもりなのに…)

 

 

台湾に限らず中華系の方々は冷たい飲み物を飲みません。

香港出身の料理長が

「以前はビールも皆さん常温で飲まれていたよ」

と聞いた時はあんぐりと口が空いてしまいました。

(ビールは冷たくして喉にキュッとくるから美味しいのに…)

 

 

 

夫も娘達が小さい頃は厳重に

冷たいものを禁止しておりました。

 

 

今でも夫は日本にいる時 全ての飲み物を

「氷抜き」で注文します。

 

 

逆に中華系の方々は日本に観光旅行に来て

真冬でもレストランで出される水に

「氷」が入っている !! と驚きを隠せない様子です。

 

 

そして。。。

友人のフライトでビジネスクラスのお客様は

機内食の寿司を

「温めてくれ!」

と言ってきたそうです……

 

 

そのくらい胃の中に入る食物は

「温かくなくてはダメ!」

と思い込んでいらっしゃいます・

 

 

 

お店で中華系のお客様にお水を出す時は

お店のマニュアル通りでいいと思いますが、

 

 

常温のお水を頼まれたら「お湯」を足して

常温のお水を差し上げてください。

 

 

さて、、、、

 

 

私は大学でも教えておりますが、

期末試験の問いで目に留まった

中国人留学生の回答(↓)

なんでも、すぐに「謝る」国民、日本人。

確かに海外の方々からすると不思議ですし

「自分の身の危険を分かってないの?」

と思われるかもしれません。

 

 

 

日本のサービスマニュアルは問題発生時は

① とにかく まず「謝罪」をする、

② それから対処に入る、

 

となっております。

 

が、

 

海外では有り得ないようですね。

 

 

私が以前勤めていた航空会社のタイ人も

ご立腹のお客様に対して、ひたすら説明をして

でも「Sorry」は言わない。徹底しておりました。

 

 

クレーム処理方法を日本式に統一するに当たって

外国人社員様に指導する時は、細心の注意を払ってください。

(この分野は弊社の得意分野です)

 

 

 

さて、ミニ中国語講座

 

請=Please

の意味です。

 

動詞の前に「請」を言うと丁寧語です

 

 

そして

 

你好(ニーハオ)は既にご存知だと思われますが、

 

您好(ニンハオ)

 

と発音されると丁寧語、尊敬語になります。

 

 

 

今後は你好(ニーハオ)ではなく您好(ニンハオ)

と挨拶してみましょう。にんにん!!

 

 

『あ、この人中国語知ってるな』

『丁寧に接してくださってるな』

 

 

と思われます。

 

 

対人関係において、関係が良くなるのは

『あ、この人 私のこと大切に思ってくれているな』

と感じた時だと言われております。。。

 

 

 

人との接し方を今一度振り返ってみたいもです。

 

 

(ジャケットを裏返して着ている……)